スプラ2の装着率(購入率)が高いがPS4ソフトはどれくらいか
スプラ2の装着率が高いのが話題
現在ヒット中のスプラトゥーン2(Switch)ですが、初週の販売本数65万本、装着率(ハード販売台数に対してのソフト販売本数)54%が話題となりました。最新の8月第3週時点では、国内累計販売本数95万本、装着率は65%とさらに高くなっています。任天堂スイッチ本体購入者の3人に2人がスプラ2を購入しているということになります。
装着率がここまで高い理由は、スプラ2が、任天堂スイッチでの発売予定ソフトの中では、現在国内において一番人気と思われるソフトということもありますが、加えて、任天堂スイッチがまだ発売半年と普及台数が少なく、かつソフトラインナップがまだ少ないこともあると思います。
PS4ソフトの装着率ベスト5は?
では、PS4ソフトの装着率はどんな具合でしょうか。
国内では、2014年2月に新発売となったPS4ですが、PS4発売から現在までの、ソフト初週販売時の装着率ベスト5を調べました。
ちなみに、KNACK(ナック)は対象外にしています。KNACKはPS4のローンチソフトでしたが、初週31万本、装着率100%となっています。しかし、KNACKは、PS4の1次出荷「first limited pack(ファーストリミテッドパック)」に実質無料で同梱されていたもので、ほぼその数字によるものと思われるため、対象外としました。
1位の「龍が如く 維新!」はPS4ローンチソフトです。ローンチ時はソフトも少ないので、やはり装着率は高くなるようです。2位はドラクエヒーローズ1作目で、PS4発売1年後のヒット作です。3位はドラクエ11です。500万台普及したPS4発売3年半で、この高い装着率はさすが大ヒット作です。4位はFF15です。FFのナンバリングにしては、初週売上が低いと言われましたが、装着率は、ドラクエ11とほぼ同じでした。FF15もドラク11も、PS4保有者の内、ほぼ同じ割合の人が購入したということになります。5位はメタルギアVでした。やはり人気作だけあって高い装着率でした。
PS4は2014年2月末の新発売から約半年の8月までに初週1万本以上のソフトが13本ありました。対して、任天堂スイッチは、発売半年で初週1万本以上のソフトは11本と、あまり差はありません。
しかし、PS4は発売半年で初週5万本以上売れたソフトは、「龍が如く 維新!」8万、「メタルギアソリッドV:グラウンドゼロズ」9万、「ウォッチドッグス」6万の3本でした。対して、任天堂スイッチの初週5万以上売れたソフトは、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」19万、「1-2 Switch」8万、「マリオカート8DX」28万、「スプラトゥーン2」65万と4本です。特に、ゼルダ、マリカ、スプラはハード新発売時期にしては、大ヒットしたことが分かります。
今後、高い装着率が期待されるのは、任天堂スイッチでは、2017年10月末発売予定の「スーパーマリオ オデッセイ」、PS4では、2018年初頭に発売予定の「モンスターハンターワールド」です。注目したいと思います。
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