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【世界】ハード別ソフト販売数の今年2017年の途中状況は?PS4好調?Switchは?

ハード別ソフト販売数の今年の状況は?

先日の記事で、ハード別ソフト販売数の年別をまとめました。世界と日本の2006年から2016年までのPS3やPS4、WiiやWiiu、DSなどのソフト販売数のまとめでした。

【世界トータル】ハード別ソフト販売数(年別) - ゲームの犬

【日本(国内)】ハード別ソフト販売数(年別) - ゲームの犬

その記事では、近年は世界ではPS4のソフト数が伸びていて、国内では3DSが最多なもののピークを過ぎた感じでした。

では、今年2017年の状況はどうなのか、調べてみました。

調べたのは、主要ハードの、今年2017年8月第2週までのソフト販売数です。昨年の同時期までのソフト販売数と比較しています。

 ※数字の引用は、http://www.vgchartz.com

 

【世界トータル】2017年ハード別ソフト販売数(2017年8月2週まで)

下のグラフは、世界トータルのハード別ソフト販売数です。縦軸がソフト販売数です。各ハードの左の棒が前年同時期で、右の棒が今年2017年8月2週までのソフト販売数です。

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  • PS4 5287万本 前年比 86% 前年差 ▲853万本 (▲はマイナス)
  • XONE 1632万本 前年比 66% 前年差 ▲854万本
  • Switch 1156万本
  • 3DS 1600万本 前年比 78% 前年差 ▲440万本
  • VITA 255万本 前年比 49% 前年差 ▲270万本

 

世界的には圧倒的にソフト販売数が多いのは、PS4です。任天堂スイッチは、まだ発売まもないハードで、発売ソフトが少ないため、仕方がないと思いますが、PS4はXBOXONEや3DSにも大きく差をつけています。しかし、Switch以外のハード同様ですが、PS4は前年同時期に比べて、今年のソフト販売数は前年比86%と減少しています。これは、PS4がピークを過ぎたということなのかどうか、最終的には、今年が終わってみないと分かりません。これから秋は大作やヒットソフトが出るシーズンです。昨年では、コールオブデューティIW、バトルフィールド1、FF15、FIFA17でしたが、今年は、Destiny2、コールオブデューティWW2、バトルフロント2、FIFA18など、これらのソフトの売れ行きで挽回するかもしれません。

 

PS4よりもっと低調なのは、XBOXONEです。XONEソフト販売数は前年比66%と結構深刻です。新型のXBOXONEの投入などで、挽回できるかです。

 

任天堂スイッチは、3月発売でゼルダやマリカなど大ヒットはしているものの、ソフト数は少ないので、PS4と比べると、まだまだ少ないソフト販売数です。しかし、XONEの数字には近づいてきており、今年これからの伸びに注目です。

 

3DSのソフト販売数は前年比78%です。昨年2016年はポケモンサンムーンの発売もあって、ソフト販売数は前年比112%と好調でしたが、今年は明らかに減少傾向です。

VITAは前年比49%と非常に減少しています。VITAはソフト販売数自体が他ハードに比べて少ないですが、昨年2016年は前年比106%と好調でした。しかし、今年は、一気に減少しています。

 

やはり、PS4が世界的にメインであることは、ソフト販売数から見ても明らかになりました。しかし、絶好調と思われたPS4も、今年途中時点では前年よりソフト販売数が減少しているのは意外でした。ヒット作の発売タイミングにも影響されますので、最終的に、今年が終わってどうなるか、注目したいと思います。

今回は、世界トータルでしたが、日本国内やアメリカ、ヨーロッパについては別記事でまとめたいと思います。

 

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