北米PSVITAソフトの歴代売上ベスト5は？日本と違う？

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北米のPSVITAソフト歴代売上ベスト5

携帯機市場で苦戦していると言われているPSVITAですが、最大のゲーム市場である北米ではどのようなソフトが売れたのか調べました。

北米でのPSVITA本体の累計販売台数は約234万台（2017年7月末時点）です。日本では累計約560万台なので、北米は日本の約半分の普及台数です。

※数字の引用は、http://www.vgchartz.com

北米売上ベスト5（PSVITA発売〜2017年7月末）

1位：コールオブデューティブラックオプスディクラシファイド

678,730本

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2位：アンチャーテッド - 地図なき冒険の始まり -

489,612本

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3位：アサシンクリードIII レディリバティ

487,592本

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4位：モータルコンバット

385,855本

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5位：ペルソナ4 ザ・ゴールデン

340,380本

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1位は、人気FPSシリーズのCODブラックオプスディクラシファイドです。北米で約68万本の累計売上です。日本の1位はマインクラフトの114万本なのですが、その60%ほどの本数です。VITA本体の累計販売台数が北米は日本の半分なので、このブラックオプスは、日本のVITA版マイクラを上回るぐらいの大ヒットソフトということです。日本での売上は7万本と少ないです。また北米の売上はいいですが、このソフトはメタスコア（複数のレビューサイトの得点を平均したもの）で、100点満点中33点と強烈に酷評されています。

2位は、アンチャーテッド - 地図なき冒険の始まり -です。PSVITAの北米新発売2012年2月のローンチソフトで、累計49万本です。アンチャーテッドシリーズとしては、4作目になります。日本では累計13万本と少なめです。

3位は、アサシンクリードIII レディリバティです。アサシンクリードⅢ（PS3、XBOX360）と同時発売で、連動要素もあります。北米49万本、日本では6万本と少ないです。

4位は、モータルコンバットです。日本では未発売ですが、格闘ゲームシリーズとして世界で大人気です。このVITA版はシリーズ第9作目で、他にPS3、XBOX360でも発売されましたが、いずれも日本未発売です。

5位は、ペルソナ4 ザ・ゴールデンです。本作は2012年発売ですが、2008年にPS2で発売のペルソナ4に新要素を追加したものです。北米で34万本、日本では39万本と日本でも大ヒットしています。普及台数の差を考えれば、北米で大ヒットといえます。

日本の売上ベスト5は（PSVITA発売〜2017年7月末）

1位：マインクラフト　114万本

2位：ゴッドイーター2　45万本

3位：ペルソナ4 ザ・ゴールデン　39万本

4位：ゴッドイーター2 レイジバースト　38万本

5位：フリーダムウォーズ　32万本

マインクラフトは唯一100万本突破のミリオンセラーです。2位以下は、50万本以下と差があり、マイクラに次ぐ大ヒットソフトがない状況です。マインクラフトVITA版は北米では累計20万本と意外に少ないです。北米ではVITA版より先にXBOX360版やPS3版が発売されており、それが大ヒットしているので、VITA版はそれほど売れていないと思われます。（北米：X360版587万本、PS3版214万本）

2位と4位のゴッドイーターは北米では発売されていません。5位のフリーダムウォーズは北米では14万本で、VITA本体の普及台数の比率通りの北米での売上です。

VITAの北米でのヒットソフトは、日本とはほとんと違うラインナップでしたが、ペルソナは共通で売れてました。また北米ではマインクラフトVITA版の売上が小さいのは意外でした。マイクラヒットのタイミングがVITA版発売と合致しなかった感じです。逆に日本はタイミングがよく、ミリオンセラーになりました。

PSVITAの現状は厳しくて、新作ソフトも大ヒットを見込めるものはあまりない状況で、このランキングは、このまま変わらないかもしれません。