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キルゾーン シャドーフォール プレイ感想

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キルゾーン シャドーフォール キャンペーン感想

キルゾーン シャドーフォール(KILLZONE SHADOW FALL)のキャンペーンモード(シングルプレイ)をプレイしたので感想を書きます。

キルゾーンシャドウフォールは2011年にPS4のローンチソフトとして、ソニーから発売されたFPSゲームです。ファーストパーティタイトルです。マルチプレイモードもあります。キルゾーンはシリーズ作品で、今回は6作目です。開発はゲリラゲームズで、過去キルゾーンシリーズを開発してきたスタジオです。最新作は「Horizon Zero Dawn」です。

シャドウフォールのキャンペーン内容は、2300年代の近未来が舞台のSFで、2つの勢力間での争いをテーマにしています。主人公は特殊工作員です。

なぜ、今このゲームをプレイしたかというと、先月のPSPLUSのフリープレイで入手したからです。

 

一番良かったところはグラフィック

良かったところは、まずは、グラフィックです。PS4でのソニー発売のローンチタイトルだけあって、非常に綺麗なグラフィックでした。PS4らしさを感じることができました。

OWLというドローンを操作してのアクションも目新しい要素で良かったです。OWLにコンピュータのハッキングを指示して警報機を解除したり、降下用のロープを発射、防御シールドの発動、敵への攻撃などができます。OWLの操作時には、PS4コントローラーのタッチパッドを使います。PS4の機能をしっかりと使っています。

ストーリーもまあ良かったです。特に、育ててくれた恩人かつ上司への葛藤が出てくる、後半以降がいい感じでした。

 

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良くなかった所は、目的地の分かりづらさ、キャラクターの魅力度

良くなかった所、まずは、目的地の分かりづらさです。目的の表示や目標のアイコン、距離の表示は出るのですが、迷います。途中の経路は出ないので、どこからどう進んでいけばいいのか分かりづらいです。自由度があっていいという評価もあるようですが、どこが行ける場所なのか行けない場所なのかも分かりづらいので、むしろストレスと感じました。

また、アイテムなどオブジェクトや敵も視認しづらい部分がありました。タクティカルエコーというのを使って、一定範囲で、敵がどこにいるか、アイテムがどこにあるか、光らせて確認できる機能があるのですが、上の写真のように、グラフィックが美麗で、特に光の表現が優れているので、敵やアイテムはどこで光っているのか分かりづらかったです。

敵との戦闘もただの撃ち合いで面白みに欠けました。ステルスで敵を倒すこともできますが、たいてい一人を倒すとすぐに他の敵にバレるようで、その後は、敵は正確にこちらを狙って攻撃してきて、蜂の巣にされるという感じでした。

登場キャラクターの魅力が低いのもマイナスでした。グラフィックが綺麗な本作ですが、キャラクターもリアル志向な感じで、造形の魅力が薄かったです。もっと、かっこいい、美人、可愛いキャラがいた方が、ストーリーに共感できると思いました。

 

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最終的には、辛口が目立つ感想となりましたが、目的の分かりづらさや視認性の部分はだんだんと慣れてきて、プレイ終盤には問題と感じないという面もありました。

キャンペーンモードクリアまでのプレイ時間は約15時間ぐらいでしたので、結構楽しむことはできました。

美麗なグラフィックや世界観に魅力を感じる人はプレイしてみるのもいいかと思います。

 

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