任天堂スイッチは世界で売れている?PS4と比較!
任天堂スイッチは世界的に人気があるのか
今年3月に世界同時発売の任天堂スイッチですが、日本では、発売半年が経つ今でも、販売供給分よりも購入希望者が上回っているようで、量販店では入荷販売時に、行列ができたり抽選販売を行ったりしています。国内の販売台数も、メディアクリエイトなどの週間売上では、供給が少ないのか、販売台数が少ない週もありましたが、概ね順調に販売台数を伸ばしており、現在、累計販売150万台を突破しています。
一方、任天堂スイッチのライバルPS4は、国内累計販売500万台を突破しており、現世代の据置き機の国内トップシェアとなっています。発売4年目ですが、昨年には、PS4slim発売での値下げや高性能バージョンのPS4proの発売もあり、今年の販売ペースは昨年を上回っています。
そこで、任天堂スイッチは世界的に見れば、どのような売れ行きなのか、PS4と比較して調べてみました。
世界全体での月別販売台数グラフ
下のグラフは、任天堂スイッチ発売の今年3月から6月の、任天堂スイッチとPS4(PS4pro含む)の月別販売台数です。
※グラフの販売台数は引用http://www.vgchartz.com
3月は任天堂スイッチが241万台、PS4は149万台販売しています。しかし、任天堂スイッチは4月以降、100万台を割り込み、減少しています。一方、PS4は、4月は任天堂スイッチとほぼ同数、5月6月は100万台以上の安定した販売を続けています。
任天堂スイッチは、4月5月の国内週間販売でも、週2万〜3万の販売と比較的低い水準でした。国内では供給不足が原因と言われていましたが、海外ではどうだったのでしょうか。
一方のPS4は販売が安定しています。品不足の話題は海外も含めてあまり聞かないので、供給も安定していると思われます。
3月から6月の世界累計販売台数は、任天堂スイッチが466万台、PS4が508万台と、PS4の方が42万台上回っています。
地域別の販売台数グラフ
下のグラフは、今年3月から6月の、地域別の、任天堂スイッチとPS4の販売台数です。
任天堂スイッチは、アメリカと日本では、PS4を上回る販売台数となっています。アメリカでは、任天堂スイッチが156万台、PS4が120万台と、任天堂スイッチがPS4の約1.3倍売れています。日本では、任天堂スイッチが104万台、PS4が46万台で、任天堂スイッチが約2.3も売れています。一方、ヨーロッバでは、任天堂スイッチが128万台、PS4が231万台と、任天堂スイッチはPS4の約半分の販売数となっています。ヨーロッパではPS4が非常に人気があるようです。
各ハード販売台数の地域分布
下のグラフは、今年3月から6月の、任天堂スイッチとPS4の各ハード毎の販売数の地域別分布です。各ハードにおいて、どの地域での販売数が多いかが分かります。
アメリカでの販売数が、任天堂スイッチは33%、PS4は24%と、両機種共に、一番販売台数が多い国は、アメリカとなっています。(ヨーロッパには、イギリスやドイツ、フランスなど複数の国が入っています。)
はっきりと傾向が違うのが、日本です。任天堂スイッチ世界販売台数の22%が日本で販売されているのに対し、PS4の日本での販売数は、世界全体の9%しかありません。任天堂スイッチでは、国別では、日本がアメリカについで2番目の販売数と存在感がありますが、PS4では、日本の存在感が薄い状況となっています。PS4の日本国内での販売はまだ伸びしろがあり課題があるといえます。
一方、PS4に対し、任天堂スイッチは、ヨーロッバでの販売拡大に伸びしろと課題があるといえます。
3月から6月の販売データでしたが、任天堂スイッチは、アメリカと日本で人気だがヨーロッバではPS4の方が人気がある状況のようです。
任天堂スイッチはまだ発売から間も無いので、ローンチ需要もあると思います。今後、どのような売れ行きになるのか、注目したいと思います。
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