任天堂Switch、PS4、XBOXONEは、どの国地域でどれくらい売れている?
任天堂Switch、PS4、XBOXONEは、国地域別にどのような売れ行きなのか
今年は任天堂Switchが新発売で好調、PS4も依然好調で、家庭用ゲームハードが活況な感じです。日本でも任天堂スイッチの販売台数が多いものの、依然品薄です。では、実際のデータとして、どの国地域でどのような売れ行きなのか、XBOXONEも含めて、調べました。
調べたのは、海外サイトVGchartzのデータで、現在判明している今年10/28までの数字です。
任天堂スイッチは日本で強い、PS4は、他ヨーロッパ、他地域で圧倒的
下のグラフは、今年2017年の10/28までの、各国地域別、ハード別の販売台数です。
USA=アメリカ、JPN=日本、UK=イギリス、GER=ドイツ、FRA=フランスです。他EURは、イギリス、ドイツ、フランス以外のヨーロッパ各国です。他地域は、アメリカ、日本、ヨーロッパ以外ということです。
国単位で見ると、やはりアメリカの販売規模が一番大きいです。任天堂スイッチは今年3月からの発売なので販売期間が少し短いのですが、アメリカではPS4が若干任天堂スイッチを上回っています。(PS4:271万、Switch:261万)XBOXは155万台と、差をつけられています。
アメリカに次いで販売規模が大きい国は日本です。日本ではXBOXONEは約7千台と悲惨なことになっていますが、スイッチは202万台とよく売れていて、PS4も138万台と、UK(56万)やGER(78万)、FRA(58万)に比べても販売台数は約2倍と多いです。
UK、GER、FRAと、国単位では規模はあまり大きくないです。ハードではどこもPS4が優位です。FRAは若干、PS4とスイッチの差が小さいです。
特筆すべきは、他EURと他地域でのPS4の販売台数の多さです。スイッチやXBOXと比べて、圧倒的にPS4の販売台数が多いです。PS4は各国地域への供給量も多く、販売網がしっかりと整備されていると思われます。家電ソニーの強い販売網が現れています。
累計販売台数では、任天堂スイッチから見て、PS4の背中はまだまだ遠い
下のグラフは、今年2017年10/28までのハード別、各国地域別の累計販売台数です。
任天堂スイッチは今年発売されたハードなので仕方がないのですが、やはりPS4の累計販売台数が圧倒的に多いのが、分かります。ただ、アメリカやイギリスではXBOXONEがかなり健闘しています。
アメリカでは、PS4は累計2037万台、XBOXONEは累計1747万台です。スイッチは261万台なので、スイッチとPS4の差は、約8倍あります。
日本ではPS4が累計545万台に対し、スイッチが202万台と約2.5倍の差と、他国地域に比べ、差が小さいです。日本では、最新の12月の販売データで推察すると、年内に、PS4は約600万台、スイッチは約300万台と、スイッチとPS4の差は約2倍と、スイッチが差を縮めると思われます。このペースで行けば、日本では来年中にスイッチがPS4に追いつくかもしれません。
任天堂スイッチの増産、出荷増での販売増に注目
今回のデータは10/28までの数字でしたが、国内の週販を見るに、スイッチの増産による出荷増が反映されはじめたのが、この10/28の週からでした。ここから、スイッチがどれくらい販売を増やすのか注目です。ただ、年内は、海外では、PS4はブラックフライデー時の大幅な値下げ、XBOXも上位機種XBOXONEXの発売などで、販売増していると思われます。来年2018年に、スイッチが好調を継続できるのか、PS4の勢いは落ちるのか、今後確認したいと思います。
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