【国内】2017年ソフト販売本数が多かったゲーム機は何?1タイトルあたりの平均本数は?
【国内】2017年の機種別ソフト売上本数とソフト本数
昨年2017年の国内ソフト販売本数は、主要な機種別でどのような状況だったのか、調べてみました。以下が、その表です。(※週刊ファミ通データ:2016年12月26日〜2017年12月31日)
2017年販売本数 | ソフト本数 | 新作本数 | ||
1位 | 3DS | 10,956,536 | 70 | 45 |
2位 | PS4 | 7,974,148 | 151 | 137 |
3位 | Switch | 6,694,604 | 43 | 43 |
4位 | VITA | 1,080,490 | 78 | 74 |
ソフトの販売本数が一番多かったのは、3DSでした。次に、PS4、Switch、VITAの順でした。ソフト本数ではPS4が151本、新作も137本と、他機種の2倍以上の多さで圧倒しています。(このソフト本数は、週刊ファミ通のランキングで集計に入った本数です。集計されなかった新作ソフトも多くあります。)
ソフト1タイトルあたりの販売本数の平均を算出するとどうなるでしょうか。
1タイトル平均本数 | |
3DS | 156,522 |
Switch | 155,688 |
PS4 | 52,809 |
VITA | 13,852 |
ソフト1タイトルあたりの平均販売本数だと、3DSとSwitchの平均販売本数が約15万本と多く、PS4は平均約5万本と1タイトルあたりの販売本数は少ないです。VITAはさらに少なく、1タイトル平均約1.4万本です。
PS4とSwitchの比較をすると、PS4はSwitchより3倍ソフトが多いが、Switchの方がPS4より1タイトルあたり3倍売れている、ということになります。PS4の方が多くのソフトを選べるけど、Switchの方が大ヒットソフトがあるという感じです。
2016年の状況はどうだったのか
一昨年 2016年の機種別のソフト売上はどのような状況だったのか、以下の表になります。(Switchは2017年3月新発売なので、2016年にはありません。)
2016年販売本数 | ソフト本数 | 新作本数 | ||
1位 | 3DS | 13,380,349 | 83 | 58 |
2位 | PS4 | 7,307,182 | 116 | 107 |
3位 | VITA | 3,534,445 | 108 | 105 |
販売本数では、2017年と同様に、トップが3DSで、PS4、VITAの順番です。
ソフト1タイトルあたりの平均本数はどうなのか、以下の表です。
2016年 1タイトル 平均 |
(2017年) | |
3DS | 161,209 | 156,522 |
PS4 | 62,993 | 52,809 |
VITA | 32,726 | 13,852 |
3DSは平均16万本、PS4は平均6万本と、2017年と同じような割合になっています。しかし、VITAは、2016年から2017年にかけて、1タイトルあたりの販売本数が半分以下となっており、不振な状況が伺えます。
2018年はどうなるか
2018年はどのような状況になっていくでしょうか。
3DSは主力ソフトのSwitchへの移行が進んで、ソフト販売本数、ソフト数共に、減少するかと思います。
PS4はソフト販売本数、ソフト数ともに、2017年から横ばいの状態でしょう。やはり、PS4はソフト数では他ハードを圧倒してトップの本数かと思います。しかし、Switchとのマルチなどもあって、売上本数は思うほど伸びないのではと思います。
Switchは、ソフト販売数、ソフト数ともに増加するでしょう。ハード発売2年目とあって、ハード販売の伸びが、そのままソフト販売数の増加につながる可能性が高く、ソフト販売数では機種別でトップになる可能性が高いと思います。
VITAはこのままさらに縮小しそうです。ソニーからVITA後継機のアナウンスがあるのか、後継機の予定がないとしても、それに関するなんらかのアナウンスがあるのかに注目です。
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