FIFA18の世界での売れ行きがやっぱりすごい!でもスイッチ版は...
世界的に大人気サッカーゲームのFIFA18、初週だけで今年世界ナンバー1に!
人気サッカーゲーム「FIFA18」の具体的な初週売上本数が明らかになりました。
※引用Video Game Charts, Game Sales, Top Sellers, Game Data - VGChartz
海外サイトVGChartzによると、9月末に発売された、FIFA18の初週売上は、5機種合計で586万本でした。(PS4、XBOXONE、Switch、PS3、XBOX360)
この販売本数は、今年の他のソフトの累計を上回って、トップの販売本数です。今までトップだったのは、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の累計506万本でした。(Switch版389万、Wiiu版118万)
また機種単独でも、FIFA18のPS4版が初週439万本で、ゼルダの伝説Switch版の累計389万を抜いて、トップになりました。PS4版は全体の75%と圧倒的に多いです。
ちなみに、昨年発売の前作FIFA17は、4機種(PS4、XBOXONE、PS3、XBOX360)で発売で、合計初週641万本と多く、今作FIFA18の初週586万本は前作比91%と減少しています。ただ、それでもすごい売上であることは変わりません。
FIFA18の売上大半はヨーロッパ
FIFA18の売上の大半はヨーロッパです。以下が世界トータル5機種合計586万本の世界地域別の売上と構成比です。
- ヨーロッパ 455万本 構成比 78%
- 北米 45万本 構成比 8%
- 日本 7万本 構成比 1%
- 他地域 78万本 構成比 13%
やはりサッカー人気が高いヨーロッパで圧倒的に売れていています。一番売れているPS4版でも構成はほとんど変わりません。日本の構成比はわずか1%です。
ちなみに、日本ではPS4版のFIFA18は初週5.6万本に対し、同じサッカーゲームのウイイレ2018が初週6.4万本と、ウイイレ2018の方が若干上回っています。しかし、ウイイレ2018PS4版は世界トータルでは初週19万本で、FIFA18PS4版の初週439万本のわずか4%しかしか売れていません。世界的にはサッカーゲームではFIFAが圧倒的です。
任天堂スイッチ版はわずか2%
今作FIFA18は、任天堂スイッチ版も同時発売されることで話題となりましたが、スイッチ版は世界トータルで初週11万本と少なかったです。全機種合計586万本の内、スイッチ版はわずか2%弱でした。日本では、シェア75%のPS4版に対し、スイッチ版17%と、それなりにスイッチ版のシェアがありましたが、ヨーロッパではスイッチ版のシェアは1%と低いです。
スイッチ版が売れなかった原因としては、1つは、データ移行の問題だと思います。FIFA17からFIFA18にデータ移行できるのは同機種だけです。すでにFIFA17で売れているPS4版からスイッチ版への移行は簡単ではないということでしょう。
売れなかった原因のもう1つは、ゲーム内容の不足です。Switch版はPS4版XBOXONE版と違って、ストーリーモードが外されています。ストーリーモードはPS3版XBOX360版にも無いので、スイッチは前世代扱いとなっています。開発のゲームエンジンもスイッチ版は前世代のものを使っており、グラフィックも優位ではありません。
発売元のEAが、任天堂スイッチの発売初年度にFIFA最新作を同時発売させたことはよく頑張ったことだと思いますが、売上状況の厳しさから、次回のFIFAシリーズのスイッチ版をどうするのか、どのようなものにするのか、今後注目です。
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