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任天堂スイッチのサードタイトル世界売上ベスト5

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任天堂スイッチのサードタイトルは海外で何がどれくらい売れているか

現在、任天堂スイッチは好調ですが、ソフトラインナップの数については、まだまだ充実していません。現状は、任天堂のファーストパーティタイトル(特にゼルダ、マリカ、スプラ)が売上を牽引している状況のようです。前ハードWiiuの低迷から、サード各社が任天堂スイッチのソフト発売に慎重になっていたと思われます。

実際、任天堂スイッチ発売後、今までで、大作の新作ソフトは出ていません。全て、ライトなゲームや移植作です。そのような状況なので、サードタイトルの国内の売上も小規模でしたが、海外ではどうなのか、サードタイトルの世界トータル売上ベスト5を調べました。

※数字の引用は、http://www.vgchartz.com

 

任天堂スイッチサードタイトル世界売上ベスト5(2017年3月〜7月中旬)

1位:スーパーボンバーマンR

399,948本(アメリカ14万、ヨーロッパ12万、日本10万)

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2位:ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ

220,272本(アメリカ9万、ヨーロッパ8万、日本3万本) 

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3位:レゴシティアンダーカバー

165,817本(アメリカ7万、ヨーロッパ7万、日本1万)

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4位:ぷよぷよテトリス

155,301本(アメリカ5万、ヨーロッパ4万、日本5万)

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5位:魔界戦記ディスガイア5

116,724本(アメリカ4万、ヨーロッパ4万、日本3万)

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1位は、スーパーボンバーマンRでした。このボンバーマンは約10年ぶりの新作です。前作まではハドソンが発売していましたが、コナミがハドソンを吸収して、初のボンバーマンです。7月中旬での累計数字ですが、世界で約40万本です。初週は12万本だったので、結構伸ばしています。世界に対する日本の構成比は、25%です。スイッチ本体台数の日本の構成比が約23%なので、ほぼ同じ割合です。アメリカやヨーロッパも本体台数の構成比と同じ割合で売れています。

 

2位は、ウルスト2です。1991年発売のスト2シリーズ最新作、リメイク作です。世界に対する日本の構成比は14%と、本体の構成比より低いです。日本産のゲームですが、現状、格闘ゲームは海外の方が人気があるようです。ちなみに、発売元のカプコンは、7月の決算報告で、スト2が世界で45万本のスマッシュヒットで業績に貢献したとしています。45万本の内訳は、日本10万本、海外35万本とのことです。おそらく、出荷本数とダウンロード販売分の数字かと思われます。

 

3位は、レゴシティアンダーカバーです。2013年にWiiuで発売の移植作です。日本の構成比は6%と、日本での売れ行きはイマイチです。同時発売でPS4版も発売されましたが、 PS4版は世界トータルで14万本と若干スイッチ版が上回りました。

 

4位は、ぷよぷよテトリスです。過去に他機種でも発売された移植作です。日本の構成比は30%と高めです。PS4でも国内で2014年に発売されましたが、売上は少なく集計外でした。海外ではスイッチ版と同時にPS4版も発売されましたが、アメリカとヨーロッパ3万本と、スイッチ版の方が売れています。

 

5位は、魔界戦記ディスガイア5です。2015年発売のPS4版の DLコード込みの完全版移植作です。日本の構成比は25%と海外でも同じ割合で売れています。PS4版は世界35万本とスイッチ版より売れています。PS4版でも海外の売上は多いです。発売元の日本一ソフトウェアはスイッチ版の販売は国内外で好調で黒字化に貢献したとしています。

 

以上が、現在の任天堂スイッチサードタイトルの世界売上ベスト5でした。ちなみに、この期間の任天堂スイッチ全体のソフト売上1位は、ゼルダの伝説で、337万本です。次に、マリカ8DX、スプラ2、Arms、1-2Switchとなり、次に、ボンバーマンです。1-2Switchが72万本なので、ボンバーマンの40万本は、結構ヒットしたといえます。強力な任天堂ソフトがある状況ですが、ボンバーマンはソフト数が少ないローンチ時期に存在感を発揮したといえます。

まだまだ、ライトな感じの任天堂スイッチのサードタイトルですが、大作感があるものは、来年以降にならないと出ないようです。任天堂ハードはファーストパーティタイトルが強みですが、来年以降に、サードタイトルがPS4にある程度対抗できるぐらい揃うかどうかは、任天堂スイッチの可能性を左右する気がします。

 

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