スプラトゥーン2は海外で売れている?人気は日本だけ?
スプラトゥーン2の海外でどれくらい売れているのか
スプラ2は日本では初週に68万本と大ヒットスタートとなりました。では、海外ではどれくらいの売上なのでしょうか。スプラは前作から、海外よりも特に日本で人気があると言われていましたが、実際どのような状況なのでしょうか。海外のサイトでスプラ2の初週売上を確認しました。
※以下、数字の引用は、http://www.vgchartz.com
スプラ2初週は海外でもチャート1位だが、、、
スプラ2の初週は海外でもチャート1位でした。世界トータル、アメリカ、ヨーロッパです。ただし、イギリス(UK)のみ、発売4週目の「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」に敗れ、僅差の2位です。ドイツ、フランスでは1位でした。
しかし、本数は日本と大きな差があったようです。
下のグラフは、各国地域での、スプラ2初週販売本数です。
日本では68万本でしたが、アメリカでは23万本、ヨーロッパでは13万本です。アメリカはゲーム全体で見れば、トップの市場規模なのですが、スプラ2は日本の約3分の1しか売れていません。
下のグラフは、スプラ2の初週時点の装着率(スイッチ本体の累計販売台数に対するソフト販売本数の割合)です。
日本では、スプラ2の装着率は56%と、スイッチ本体保有者の2人に1人以上の人が購入したことになります。しかし、アメリカでは14%、ヨーロッパでは10%と、日本に比べると、低い装着率です。日本の装着率は異常に高いともいえます。
ゼルダはどれくら売れているのか
スプラ2とは違って、日本より海外の方が人気があるといわれているのが「ゼルダ」です。 任天堂スイッチのローンチソフト「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」は、海外で、どれくらい売れているのでしょうか。
下のグラフは、スプラ2発売週の7/22時点での、ブレスオブザワイルドの各国地域での累計販売本数です。
日本では55万本ですが、アメリカでは150万本と日本の約3倍、ヨーロッパでは94万本と日本の約1.7倍も売れています。ただ、市場規模が違うので、装着率も確認してみました。
下のグラフが装着率です。
日本での装着率46%も充分に高い数字だと思いますが、アメリカでは86%、ヨーロッパでは67%とさらに高くなっています。特に、アメリカの86%は、スイッチ本体の保有者のほぼ全員がゼルダを購入しているというぐらいのレベルです。
ちなみに、スイッチ本体発売時、つまりゼルダの初週時の装着率は、アメリカ92%、ヨーロッパ85%、日本57%でした。やはり、海外のゼルダ人気は相当なようです。
スプラ2は日本で大人気、海外はゼルダが大人気
実際の数字で確認しても、やはりスプラ2は日本で大人気だけど、海外ではそこそこでした。逆に、ゼルダは日本よりも海外で大人気でした。
日本でのスプラ2の人気は相当なもの、海外でのゼルダ人気は異常なものといってもいいかもしれません。特に、日本のスプラ人気以上に、海外のゼルダ人気がすごいというのが分かりました。
任天堂としては、スプラ2でeSportsを意識するなど、海外人気を高めたいと考えていると思うので、今後、スプラ2が海外でも販売を伸ばせるのか、注目したいと思います。
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