PS4の勢いは落ちている?売れているのか?
PS4は売れているのか?
今年3月に任天堂スイッチが発売され、品薄がニュースになるなど、任天堂スイッチの話題が多く目につく状況となっています。2014年に発売されたPS4ですが、「勢いが落ちているのでは?」「PS4のソフトが無い」などという意見も見られます。実際は、どうなのでしょうか?ハードの販売状況やソフトの販売状況を調べて見ました。
PS4ハードは売れているのか
昨年2016年1月〜7月と今年2017年1月〜7月のハード売上台数の週販合計を比較します。(今年のハード売上は、通常PS4とPS4proを合算しています。)
- 2016年1月〜7月 760,380台 週平均25,346台
- 2017年1月〜7月 995,055台 週平均33,169台
今年は、昨年比131%増とPS4ハードは売上が増加しています。勢いが落ちるどころか、しっかりと販売台数は増えているようです。
ただ、昨年は9月にPS4slimの発売(値下げ)の発売、11月にPS4proの発売、FF15の発売があり、本体は、8月〜12月で1,039,206台を販売、週平均47,236台販売していますので、今年もそのレベルで販売できるか注目です。
※数字は引用ゲームソフト週間販売ランキング+ - 4Gamer.net
PS4ソフトはあったのか?ヒットしていたのか?
今年のPS4ソフトの販売状況はどうなのでしょうか。昨年と今年の1月〜7月に新発売のソフトの内、初週1万本以上売れたソフトは何本あったか調べました。
- 2016年、2017年共に、29本
偶然にも、同じ数でした。昨年と今年のヒットソフト数は変わりがありませんでした。
では、初週10万本以上売れた大ヒットソフトは何本だったのでしょうか。
<2016年 7本>
1月「龍が如く 極」10万
「ドラゴンクエストビルダーズ」14万
3月「ダークソウル3」21万
4月「スターオーシャン5」11万
「実況パワフルプロ野球2016」10万
5月「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」13万
「ドラゴンクエストヒーローズ2」18万
<2017年 8本>
1月「キングダムハーツHD2.8」14万
「バイオハザード7」19万
2月「ニーアオートマタ」20万
「スーパーロボット大戦V」10万
3月「Horizon Zero Dawn」12万
7月「ガンダムバーサス」12万
「FFXⅡ ゾディアックエイジ」10万
「ドラゴンクエスト11」95万
初週10万本以上の大ヒットソフトは、2016年7本、2017年8本と今年の方が1本多かったです。PS4は勢いが落ちているというより、安定してソフトが供給されているようです。しかし、昨年は、3月から5月にかけて初週10万本以上の大ヒットソフトが5本ありました。ダークソウル、アンチャーテッド、ドラクエヒーローズ2と、話題性もありました。対して、今年は、同期間で初週10万本以上はホライゾンだけと、PS4ソフトの盛り上がりが欠け、3月発売の任天堂スイッチに話題をほぼ独占されたことは否めません。
今年は、任天堂スイッチが発売され、やはり新ハードの話題性もあり、比較すると、PS4の勢いがないと感じるようです。しかし、ハードはしっかりと販売が増えています。また、最大のヒット作であるドラクエ11も発売されています。ドラクエ11を除けば、直近での大ヒット作が少ないとも感じますが、今秋以降、どうなるか注目です。
売り上げランキング: 8
売り上げランキング: 33
売り上げランキング: 106
売り上げランキング: 35