ミニスーファミは売れない?アンケートで9%って少ない?
ミニスーファミに関するアンケート結果が公表
ディーアンドエムというアンケート調査会社が、「ミニスーパーファミコン」に関する調査を実施し、結果を公表しました。
記事によると、調査対象は、20歳以上の全国男女約10,000名です。
まず、はじめに、「あなたのご家庭にある、ゲーム機はどれですか」というアンケートをした上で、「ミニスーファミの発売発表を知っているか」「ミニスーファミを購入しますか」を聞いています。
つまり、ゲーム雑誌の読者アンケートのようにゲームが趣味の人とか特定の人に聞いたわけではなく、一般人全般を調査対象としているようです。
調査結果は以下の通りです。
ミニスーファミ購入意向9%は少ない?多い?
調査の結果、ミニスーファミを「必ず購入」が3.5%、「多分購入」が5.4%でした。
「必ず」と「多分」を合わせて8.9%でした。
この数字は意外と低いと思った方もいるのではないでしょうか。
実際に人数に勘案すると、どれくらいの規模なのか、確認しました。
まず、注目したのは、「家庭にあるゲーム機」の調査結果です。
3DSが12.6%、PS4が3.9%です。この調査は20歳以上の男女1万人対象ですが、日本の20歳以上の人口は約10,511万人(1億511万人)いるので、それぞれの%をかけると、以下のようになります。
- 3DS:10,511万×12.6%=1324万
- PS4:10,511万×3.9%=410万
3DSは現在の累計販売が約2300万台なので、1000万台ほど少ないです。PS4は、累計販売が約500万台なので、アンケート結果と近い数字です。3DSはNew3DSへの買い替えで複数台持っていたりして、少なくなっているのかもしれません。
このアンケート結果に答えた人達はゲーム持っていない人が多いなと思ったら、そうでもなく、実際の普及台数に即したアンケート結果が出ています。
では、ミニスーファミの購入意向の結果を人口に勘案したら、どうなるでしょうか。
- 必ず購入:10,511万×3.5%=368万
- 多分購入:10,511×5.4%=568万
「必ず」と「多分」を合わせると、購入意向者は936万人もいることになります。
昨年発売のミニファミコンは国内で発売後4日間で26万台の販売でした。今年3月には、任天堂が、今年の1月末までに全世界で150万台を販売と発表しています。
世界に対しての日本の割合はどれくらいか、多くても3分の1の50万台でしょうか。
ミニファミコンは、生産終了していて、現在、アマゾンではプレミア価格の出品となっている状態です。
ミニスーファミは、ミニファミコンより出荷台数を多く準備するらしいですが、どれくらいの規模になるのでしょうか。
ミニスーファミを、ミニファミコンの2倍準備しても、国内100万台、3倍で150万台です。購入意向者が936万人もいるので、争奪戦必死だと思います。
「必ず購入」の368万人にも、買えない人が続出する気がきます。
現在、任天堂スイッチの国内販売台数は145万台です。ミニスーパーファミコンは、どれくらい任天堂が出荷台数を準備するのか、準備できるのかにかかっています。
購入意向者9%は、実はかなり多いということが分かりました。
「多分購入」の人たちは、多分買えないのではないでしょうか。「必ず購入」で、予約争奪戦に勝たなければ、買えないように思います。
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