龍が如く極2の初週売上本数は?予想!かなり売れそう?
PS2の名作「龍が如く2」のリメイク作「龍が如く極2」がPS4に登場!
2006年にPS2で発売された「龍が如く2」のリメイク作「龍が如く極2」が発売されます。極2はナンバリングではなく、リメイク作ですが、龍が如くは人気シリーズですので、売上にも期待がかかります。
過去作の売上からの今作の予想
過去、PS4では、龍が如くシリーズが4作品発売されています。(一部は、PS3でも発売)それぞれの初週売上は以下の通りです。
- 龍が如く 維新! 2014年2月発売 PS4:初週8.3万 PS3:初週13.8万
- 龍が如く0 2015年3月発売 PS4:9.1万 PS3:14.6万
- 龍が如く 極 2016年1月発売 PS4:10.3万 PS3:6万
- 龍が如く6 2016年12月発売 PS4:21.8万
今作と同じリメイク作の「龍が如く極」は、2機種合計で16万本、他のナンバリングやスピンオフ作は20万本を超えるなど、ヒットシリーズであることが分かります。今作の極2では、リメイク作の前作「極」の初週16万本超が第一目標で、あわよくば、20万本を超えたいところです。
「極」の初週本数の当時のハード累計販売台数に対する装着率は以下のようになります。
- PS4版:10.3万/239万=4.3%
- PS3版:6万/1021万=0.6%
当時のPS3は発売10年目なので、普及台数は多いものの、実際の稼働台数は少なっていたと思われるので、装着率が低いのは仕方ないところです。単純に、PS4版とPS3版の装着率の平均をとると、(4.3+0.6)/2=2.5%となります。この2.5%を現在のPS4の国内累計販売台数563万台に掛けると以下のようになります。
- 563万×2.5%=140,750本
過去作の装着率から計算すると、今作の初週予想は14万本となりました。
コングポイントからの予想はどうか
予約数を数値化して発表している、新潟県のゲームチェーン「コング」の数字も参考に予想してみます。
発売日前日での、龍が如く極2の予約ポイントは、通常版と限定版合わせて、114ptです。
先週、Switchで発売された「ゼノブレイド2」は65ptで、初週9.8万本でした。龍が如く極2のポイントは、ゼノブレイド2に比べて、114/65=175%です。結構、予約が多く入っているようです。そこから計算すると、龍が如く極2の初週は、以下のようになります。
- 9.8万×175%=171,500本
コングポイントからの予想では、初週17万本となりました。
予想は17万本
予想は17万本とします。龍が如くはシリーズ作で固定ファンが多そうなので、ファンは予約をして購入する率が高く、予約ポイントからの予想に合いそうです。
前リメイク作の「龍が如く極」の2機種合計の初週16万本は超えるけど、20万本には届かずの予想です。
今年のPS4ソフトの初週本数は、トップがドラクエ11の95万本と突出していますが、2位以下は、ニーアオートマタの20万、バイオ7の19万、コールオブデューティWW2の17万、GTスポーツの15万です。「龍が如く極2」がどれくらいの初週売上になるのか注目です。
ゼノブレイド2は9.8万本!週間販売ランキング:2017/11/27〜12/3
ソフト週間販売ランキング:ゼノブレイド2は9.8万本!
1位 ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン(3DS)17/11/17発売
107,657 累計944,074
2位 ゼノブレイド2(Switch)17/12/1発売NEW
97,732 累計97,732
3位 スーパーマリオ オデッセイ(Switch)17/10/27発売
61,596 累計853,654
4位 スプラトゥーン2(Switch)17/7/21発売
36,246 累計1,409,776
5位 カービィ バトルデラックス!(3DS)17/11/30発売NEW
28,023 累計28,023
6位 信長の野望・大志(PS4)17/11/30発売NEW
27,230 累計27,230
7位 マリオカート8デラックス(Switch)17/4/28発売
23,388 累計861,238
8位 コールオブデューティ ワールドウォーⅡ(PS4)17/11/3発売
15,505 累計306,501
9位 とびだせ どうぶつの森 amiibo+(3DS)16/11/23発売
13,068 累計294,639
10位 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(Switch)17/3/3発売
11,634 累計668,649
<ハード販売台数>
Switch 124,770
New3DSLL 12,431 New2DSLL 20,712 2DS 2,747 New3DS 348 計36,238
PS4 25,163 PS4Pro 8,244 計33,407
VITA 6,127
XBOXONEX 213 XBOXONE 295 計508
PS3 48
Wiiu 45
1位は、ポケモンウルトラサン/ムーン(3DS)でした。ダブルパックと合わせて、累計150万本です。なんだかんだで、しっかりと売れています。
2位は、新発売のゼノブレイド2(Switch)でした。先日のブログ記事では、初週予想10万本で、10万本突破するか注目としていましたが、結果、9.8万本と残念ながら10万本突破にはわずかに至りませんでした。
ゼノブレイド2の初週売上本数は?予想!10万本突破する? - ゲームの犬
ただ、Wiiで発売のゼノブレイドの初週7.9万、Wiiuで発売のゼノブレイドクロスの初週8.6万を上回りました。スイッチ本体台数に対する装着率は3.9%と、前作ゼノブレイドクロスの装着率3.7%とほぼ同じです。前作からの固定ファンの購入が主なのかなという感じです。ただ、今後もスイッチ本体台数の伸びもあると思うので、累計本数がどれくらい伸びるかに注目です。20万本超を期待したいところです。
4位はスプラ2(Switch)でした。先週よりも売上が増えて、累計140万本突破です。今年の据置機ゲームソフトでは、PS4版ドラクエ11を抜いて、トップの販売本数となりました。
5位は、新発売のカービィバトルデラックス(3DS)でした。3DSのカービィ前作は、「星のカービィ ロボボプラネット」が初週14.5万でしたので、今作は大幅減ですが、スピンオフ作品だからでしょうか。
6位は、信長の野望・大志(PS4)でした。スイッチ版も発売されており、17位5636本でした。累計販売台数やスペックの差なのか、PS4版の方が売れています。2013年にPS3で発売の前作「信長の野望・創造」は、初週5.5万本だったので、今作は減少しています。
スイッチ本体は、先週の14.5万台から減少して、12.5万台でした。減少しましたが、10万台超えの高水準です。
次週は、PS4の新作「龍が如く 極2」「地球防衛軍5」が上位になると思われます。
中古買取が高価格のゲームソフトは何?ベスト5!(PS4)
中古買取が高価格のゲームは何か(PS4ソフト)
中古買取が高価格のゲームソフトは何か調べて見ました。高価格と言っても、元の販売定価はソフトによってまちまちなので、販売定価に対して、買取価格があまり下がっていないものは何かという基準で調べました。買取価格が高い(値段が下がっていない)ソフトは、「人気がある(需要がある)」「手放す人が少ない(供給が少ない)」と言えると思います。そのようなゲームソフトは恐らく良質なゲームだと思います。
調べた対象はPS4ソフトです。今年の9月以降に発売のソフトは除きました。(コールオブデューティWW2など、最近発売のソフトは基本的には買取価格は高いです。GTスポーツなどかなり値下がりのソフトもありますが。)
買取価格は、大手3社(ゲオ、古本市場、駿河屋)のネット買取価格の平均を計算しました。記事執筆時点の買取価格です。
高価買取情報(ゲーム) | 古本市場 ふるいち店舗情報サイト
高買取価格(低値下率)PS4ソフトベスト5
1位:レインボーシックシージ 2015年12月発売
定価9072円 買取平均5133円 値下率43%
オンラインマルチプレイがメインのリアルFPSゲームです。2年も前に発売された本作ですが、評判も高く、新規にプレイする人も多く、需要が高いようです。また、定期的なアップデートもあり、継続的に遊ぶ人も多いので、ソフトを買取に出す人も少ない、つまり供給も少ないと思われます。よって買取価格がこんなに高いのでしょう。2015年の新発売時の初週売上は2.3万本と少なかったです。しかし、その後、じわ売れして、現在のパッケージの国内累計売上は約24万本です。最初に売れた数が少ないから、中古に出回る数も少ないともいえます。そして、累計売上から見ても、まだ伸び代もありそうです。
2位:キングダムハーツ1.5+2.5 2017年3月発売
定価7344円 買取平均4033円 値下率45%
ディズニーとスクエニがコラボしたRPGです。本作は、過去のキングダムハーツシリーズ6作品をまとまったリマスター版で、お買得感があります。開発中のキングダムハーツ3の発売を前に、過去シリーズ未プレイだった人や、シリーズファンで復習する人が買っているようです。
3位:グランドセフトオート5(廉価版) 2017年1月発売
定価5389円 買取平均2933円 値下率46%
オープンワールドのクライムアクションゲームです。元は2013年に発売されたソフトで、PS3版やXBOX版もあります。廉価版が今年1月に発売されました。PS4版だけでも全世界で1597万本と、PS4ソフトでは歴代トップの販売本数です。日本では累計54万本と世界に比べたら少ないですが、結構なヒットです。オンラインプレイもあるので、手放す人も少ないと思われます。
4位:ニーアオートマタ 2017年2月発売
定価8424円 買取平均4267円 値下率49%
ヨコオタロウディレクターの国産アクションRPGです。 初週売上20万本と予想以上のヒットも話題となりました。発売後の評判もよく、売上も累計約38万本となっています。
5位:ウィッチャー3 ゲームオブザイヤーエディション 2016年9月発売
定価6998円 買取平均3467円 値下率50%
オープンワールドのアクションRPGです。元は2015年に発売で、2016年にゲームオブザイヤーエディションが発売されました。2015年には世界の数あるゲーム賞を最多の257個も受賞しました。
以上が、PS4の買取高価格ソフトベスト5でした。どのソフトも現在でも評判の高いソフトだと思います。ゲームの面白さは人それぞれですが、ハズレが少ないソフトでしょう。
では、買取価格が低いソフトは面白くない、評判が良くないのでしょうか。もちろんそういうソフトが多そうですが、例外もあると思います。例えば、PS4版のドラクエ11は、定価9698円に対し、買取平均1967円、値下率80%とかなり安くなっています。これは、評判が良くないというわけではなく、「すでに130万本以上売れていている」「RPGであり今後の追加コンテンツの予定がないことで手放す人が多い」、つまり、「需要はすでに満たされている」「中古への供給が多い」ために中古価格が下落しているのかなと思います。
ちなみに、任天堂スイッチの人気ソフト「ゼルダの伝説」「マリカ8DX」「スプラ2」は買取価格は高めで、値下率は30%台です。これは、ソフト自体の評判がいいこともありますが、任天堂スイッチがPS4に比べて、「発売ソフト数がまだ少ない」「ハード普及台数が伸び盛り」ということもあるかと思います。
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ゼノブレイド2の初週売上本数は?予想!10万本突破する?
任天堂スイッチ期待の王道JRPGが登場
王道JRPGのゼノブレイド2が発売されます。任天堂スイッチの製品発表会時に発表されていた期待のソフトです。11月には、「ゼノブレイド2ダイレクト」の放送もありました。また、需要が最大化する12月に、任天堂スイッチで任天堂から発売の大作ソフトは、このゼノブレイド2だけなので、販売本数は期待されていますし、注目されています。
前評判はいいが、売上は不安要素も
任天堂スイッチは今、勢いがありますし、作品の前評判も良さそうですが、不安要素もあります。不安要素の1つは、続編ということです。「ゼノブレイド2」という名の通り、続編です。内容がどこまで続編を意識したものかはプレイしないと分からないことですが、前作をプレイしていない人が真っ先に飛びつけるものではないのは確かでしょう。不安要素の2つ目は作品のテイストがオタク向けな感じがするところです。王道JRPGなので仕方がありませんし、それがこのソフトの良さでもあるかと思いますが、さすがにマリオやゼルダ、RPGならドラクエやFF、女神転生、ペルソナなどと比べると遥かに一般的ではありませんので、まずは様子見という人も多いのではと思います。ただ、今作がヒットしてシリーズが一般化するという期待値は高いです。
過去作の売上からの今作の予想本数は?
今作「ゼノブレイド2」は、2010年にWiiで発売の「ゼノブレイド」の続編です。ゼノブレイドは、2015年に3DS版も発売されています。また、ストーリーの繋がりはありませんが、2015年にWiiuで「ゼノブレイドクロス」も発売されています。
過去作の国内初週売上、累計売上は以下の通りです。
- ゼノブレイド(Wii)初週7.9万 累計16万本
- ゼノブレイド(3DS)初週5.7万 累計8.8万本
- ゼノブレイドクロス(Wiiu)初週8.6万 累計15万本
据置機のWii、Wiiuの実績でいうと、大体初週8万本前後、累計15万本ぐらいです。今作ゼノブレイド2は、過去作の実績は超えたいところです。
直近でWiiuで発売のゼノブレイドクロスの発売時のWiiuの国内累計販売台数は231万台でした。よって、初週売上の装着率は以下のようになります。
- 8.6万/231万=3.7%
この装着率3.7%を、現在の任天堂スイッチの国内累計販売台数240万台に掛けると、以下のようになります。
- 240万×3.7%=8.9万
前作の装着率からの初週予想は、約9万本となりました。10万本は超えませんが、妥当な感じの数字になりました。
コングポイントからの予想はどうか
予約数を数値化して発表している、新潟県のゲームチェーン「コング」の数字も参考に予想してみます。
発売日前日での、ゼノブレイド2の予約ポイントは、通常版とコレクターズ版合わせて、65ptです。
今年8月末にPS4で発売された「NEWみんなのGOLF」は70ptと、同じぐらいのポイント数で、初週10.1万本でした。ゼノブレイド2のポイントは、みんゴルに比べて、65/70=93%です。そこから計算すると、ゼノブレイド2の初週は、10.1万×93%=9.4万本となりました。
予想は初週10万本
上記では、予想は約9万本でしたが、最終予想はちょっと上乗せで、10万本にしたいと思います。わずかな上乗せですが、任天堂スイッチの本体が先週に続き相当な数が売れそうなので、その分です。本当は15万本ぐらいの期待もしたいところですが、そこまでは難しそうです。まずは、初週10万本を超えられるか注目です。
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Switchが大幅に増加!新作は初音ミクがランクイン!週間販売ランキング:2017/11/20〜11/26
ソフト週間販売ランキング:新作は初音ミクがランクイン!
1位 ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン(3DS)17/11/17発売
168,978 累計836,417
2位 スーパーマリオ オデッセイ(Switch)17/10/27発売
77,751 累計792,059
3位 初音ミク Project DIVA Future Tone DX(PS4)17/11/22発売NEW
34,896 累計34,896
4位 スプラトゥーン2(Switch)17/7/21発売
30,275 累計1,373,530
5位 コールオブデューティ ワールドウォーⅡ(PS4)17/11/3発売
21,512 累計290,995
6位 ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン ダブルパック(3DS)17/11/17発売
20,297 累計268,080
7位 マリオカート8デラックス(Switch)17/4/28発売
18,846 累計837,850
8位 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(Switch)17/3/3発売
15,162 累計657,015
9位 とびだせ どうぶつの森 amiibo+(3DS)16/11/23発売
10,806 累計281,571
10位 スター・ウォーズ バトルフロントⅡ(PS4)17/11/14発売
10,734 累計49,503
<ハード販売台数>
Switch 145,200
New3DSLL 11,511 New2DSLL 20,283 2DS 2,838 New3DS 254 計34,886
PS4 20,384 PS4Pro 6,525 計26,909
VITA 5,964
XBOXONEX 212 XBOXONE 196 計408
Wiiu 85
PS3 46
1位は、ポケモンウルトラサン/ムーン(3DS)でした。6位のダブルパック(ダブルパックなので本数2倍)と合わせて、累計137万本です。年末でどこまで伸ばすかに注目です。
2位はマリオオデッセイ(Switch)でした。先週より、1.5万本増えてよく売れています。年内残り5週間で、累計100万本に到達するか注目です。
3位は初音ミクProject(PS4)でした。新作で唯一のランクインです。アーケード版の移植作です。2016年発売の「初音ミクProjectDivaXHD」の初週1.3万本から増えました。
8位はゼルダの伝説Botw(Switch)でした。この週に、冒険ガイドブック&マップ付きの特別パッケージが発売された影響か、販売が増えました。6月以来の週販1万本超です。
9位はどうぶつの森amiio+(3DS)でした。スマホアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」配信の影響か、1年前に発売の3DS版が浮上しました。
年末に向けて、今年はより一層、任天堂ハードのソフトが強い状況になりそうです。
今週はスイッチ本体が、先週の8.7万台から、約6万台増加し、14.5万台と大きく売上を伸ばしました。これだけ、販売増ながら、未だに品薄状況が続いているのがすごいです。スイッチは現在国内累計約240万台ですが、仮に、年内残り5週間を週平均14万台販売すれば、累計300万台に到達します。
来週は、ゼノブレイド2(Switch)が発売ですが、トップに立てるか、ポケモンがトップを維持するか、注目です。
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任天堂スイッチにWiiFitのような健康系ゲームは出るのか?Switch Fit?
任天堂スイッチにWiiFitのような健康系ゲームは出る?
かつて、任天堂ではWiiFit、WiiFitUといった健康系ゲームがありました。2007年に発売されたWiiFitは、Wiiバランスボードという体重も測れる周辺機器を使った健康ゲームで、筋トレやヨガ、有酸素運動、ミニゲームなどをしながら楽しく健康管理ができるというものでした。最初に、「かつて」と書きましたが、結構、継続してプレイしている人もいるかもしれません。私の家のテレビの前にも長年Wiiバランスボードが置きっ放しになっています。継続的にはできていませんが、たまにプレイしています。運動というより、ミニゲームばかりですが。
<Wiiバランスボード>
WiiFitは、脳トレブームのように、Wiiブーム、健康ブームに乗って、世界中で売れました。2007年発売のWiiFitは世界累計約2270万本、2009年発売のWiiFitPlusは世界累計約2181万本と大ヒットでした。しかし、2013年に発売のWiiFitUは、WiiUの失敗もあってか、世界累計86万台と一気に減少しました。
では、任天堂スイッチにWiiFitのような健康系ゲームは出るのでしょうか。任天堂からの発表はありませんが、間違いなく出ると予想されます。WiiFitUで急失速しましたが、世の中の健康に関する関心は低下していませんし、任天堂がWiiFitのようなブームに再チャレンジするのは間違いないと思います。
以前、任天堂はトレーニング系の特許を申請
すでに、ゲーム関連サイトでは既報ですが、任天堂は2015年に「トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置」というコントローラーを特許申請しています。
ページ上の画像が、そのコントローラーの特許図面です。
※特許情報https://patentscope.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2016059943
図面には、十字キーや4つのボタンがあり、ゲームコントローラーのようになっています。また、このコントローラーを使って、スクワットをする様子や、補助器具をつけて握力測定をしているような図も、特許申請の中にあります。
この特許に関する商品が、任天堂スイッチと関係なく、別の製品ということもあり得ますが、任天堂スイッチに連動するものであれば、面白いなと思います。
健康ゲームは、普段ゲームをしない一般層へのアピールができることもあり、任天堂スイッチの普及をさらに促進することに繋がります。一般層へのアピールというのが、ゲーマーに叩かれたりもするのですが、ゲーム市場拡大には必要なことでしょう。今後の情報に注目です。
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任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり?
任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり?
任天堂ハードとPSハードのどっちがおすすめかという質問に対し、よくある回答として、「任天堂ゲームがやりたい場合は任天堂ハード、サードも含めた多くのゲームをやりたい場合はPSハード」というのがあります。
確かに、Wiiuの時もそうでしたが、現在の任天堂スイッチにはあまりサードソフトが多く出ていませんし、人気がありよく売れているのも任天堂ソフト(ファーストソフト)がほとんどのように思います。一方、PS4には、SIE(ソニー)ソフトもあるものの、サードソフトの人気作が充実しているように思います。
では、実際、ファーストソフトとサードソフトが各ハードでどれくらいの比率なのか、調べてみました。
2017年世界売上本数トップ100ソフトでのファーストソフト比率
2017年10月頭時点で、世界トータルでの売上本数トップ100ソフトを対象にファーストソフトの比率を調べました。
※引用Video Game Charts, Game Sales, Top Sellers, Game Data - VGChartz
世界売上トップ100ソフトの内訳としては、任天堂スイッチのソフトが9本、3DSが16本、PS4が51本、XBOXONEが21本、Wiiuが1本でした。Wiiuの1本は、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドです。
100本の内、約半分の51本がPS4ソフトということで、やはりPS4は人気ソフトが多くあるのは間違いないようです。ただ、任天堂スイッチは、新発売ハードなので、仕方がない面もあると思います。
各ハードのファーストソフト比率は、以下のようになります。
- 任天堂スイッチ 9本中、6本がファースト 売上本数比率 90%
- 3DS 16本中、14本がファースト 売上本数比率71%
- PS4 51本中、8本がファースト 売上本数比率10%
- XBOXONE 23本中、4本がファースト 売上本数比率14%
ファーストソフトの売上比率を見ると、やはり任天堂ハードでのファーストソフト比率は圧倒的に高いのが分かります。スイッチで比率90%、3DSで71%もあります。
トップ100ソフトの内、任天堂スイッチのサードソフトは3本のみで、「マリオラビッツ」「スーパーボンバーマンR」「ウルスト2」でした。しかし、サードソフトの売上比率は10%と少ないです。任天堂スイッチのファーストは、ゼルダの伝説やマリカ、スプラ2と大ヒットでしたが、さすがにそこまでヒットのサードソフトはありませんでした。
3DSのサードソフトは2本だけで、「ドラクエ11」「モンハンXX」です。いずれも、日本だけの発売ですが、世界トータルランクでトップ100に入り、しかも3DSソフト売上の約30%を占めるほどの大ヒットです。ただ、2本しかないので、やはりサードソフトは少ないとなります。
任天堂ハードに対し、PS4やXBOXはファースト比率は高くありません。PS4ではファーストの売上本数比率は、わずか10%です。この時点では、SIEのファーストソフトで大ヒットだったのはホライゾンだけなので、SIEが大ヒットソフトを出していないというのも一因ですが、やはり、PS4にサードの大ヒットソフトが充実しているのは間違いがないところです。
現状は、任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり
PS4やXBOXには、海外サードの人気メーカーがソフトを供給しているのが、大きいです。FIFA、バトルフィールドなどの「EA」、ゴーストリコン、レインボーシックスシージなどの「UBI」、GTA5などの「TK2」、デスティニー2、コールオブデューティなどの「アクティビジョン」です。
一方、任天堂ハードには、これらの人気メーカーからのソフト供給は、まだほとんどありません。UBIはマリオラビッツで独占ソフト供給と素晴らしいのですが、Wiiuでの苦い経験があるからか、任天堂スイッチのソフト開発を様子見していたメーカーが多いようです。ただほとんどのメーカーが任天堂スイッチはの参入は表明しているので、今後、サードタイトルの人気ソフト発売が増えるのは間違いないでしょう。しかし、2018年にどこまで実現するか、まだまだ2018年はPS4やXBOXの方がサードタイトルは充実しそうで、本格的には2019年以降になるのかもしれません。
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ポケモンが初週ミリオン!Switchも増加!週間販売ランキング:2017/11/13〜11/19
ソフト週間販売ランキング:ポケモンが初週ミリオン!
1位 ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン(3DS)17/11/17発売NEW
667,439 累計667,439
2位 ポケットモンスター ウルトラサン/ウルトラムーン ダブルパック(3DS)17/11/17発売NEW
247,782 累計247,782
3位 スーパーマリオ オデッセイ(Switch)17/10/27発売
62,024 累計714,308
4位 スター・ウォーズ バトルフロントⅡ(PS4)17/11/14発売NEW
38,769 累計38,769
5位 コールオブデューティ ワールドウォーⅡ(PS4)17/11/3発売
34,116 累計269,483
6位 スプラトゥーン2(Switch)17/7/21発売
25,118 累計1,343,255
7位 ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン(Wiiu)17/11/16発売NEW
24,836 累計24,836
8位 ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン(Switch)17/11/16発売NEW
18,444 累計18,444
9位 マリオカート8デラックス(Switch)17/4/28発売
16,532 累計819,004
10位 ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン(Switch)17/11/16発売NEW
13,657 累計13,657
<ハード販売台数>
Switch 86,999
New3DSLL 11,074 New2DSLL 29,013 2DS 3,113 New3DS 280 計43,480
PS4 18,126 PS4Pro 8,176 計26,302
VITA 3,090
XBOXONEX 143 XBOXONE 104 計247
PS3 46
Wiiu 43
1位は、ポケモンウルトラサン/ムーン(3DS)でした。2位のダブルパック(ダブルパックなので本数2倍)と合わせて、116万本の大ヒットスタートとなりました。先日のブログ記事では、初週にミリオン突破しないのではと予想していたのですが、予想が外れ、大ヒットです。
ポケットモンスター ウルトラサン/ムーン 初週売上本数予想!ミリオン突破なるか? - ゲームの犬
初週116万本は、2016年発売の前作サンムーンの初週189万本の61%と落ち込みましたが、内容が前作のバージョンアップバージョンということを考えれば、落ち込むのは想定内と考えられ、順調な販売だと思われます。今年発売のソフトで初週トップは、ドラクエ11の3DS版が115万本でしたが、わずかにウルトラサンムーンが上回りました。今後の売上の伸びにも期待がかかります。
3位はマリオオデッセイ(Switch)でした。6万本超の販売で、累計70万本突破です。年末に向けてさらに伸びそうです。
4位は、スターウォーズバトルフロント2(PS4)でした。期待のAAA大作でしたが、初週3.9万本と厳しいスタートです。2015年発売の前作バトルフロントは初週12.4万本でしたが、今作は前作の30%とかなり悪いです。前作の評判が微妙だったからか、今作は予約段階から前作超えは厳しそうな感じでしたが、発売直前に海外で本作の課金システムに対する炎上騒動で、買い控え、様子見がさらに増えたように思います。
7位、8位、10位はドラクゴンエクスト10オンラインのVer.4です。ランクは、Wiiu、Switch、PS4の順で、久々にWiiuのソフトがランクインしました。3機種合計で5.7万本となかなかのヒットです。
スイッチ本体は、先週の8万本から増加して8.7万本と好調です。スイッチ本体は未だに品薄ですが、出荷増となっているようです。現在、国内累計225万台です。このまま順当に売れれば、年内には累計280万台を超えるかもしれません。
今週はポケモン効果で3DS本体も売れました。3DSシリーズで、先週計1.9万台から今週は4.3万台でした。
次週は、パッケージ新作ソフトが数本出ますが、大ヒットは無さそうで、ポケモンが変わらず1位となりそうです。
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FIFA18の世界での売れ行きがやっぱりすごい!でもスイッチ版は...
世界的に大人気サッカーゲームのFIFA18、初週だけで今年世界ナンバー1に!
人気サッカーゲーム「FIFA18」の具体的な初週売上本数が明らかになりました。
※引用Video Game Charts, Game Sales, Top Sellers, Game Data - VGChartz
海外サイトVGChartzによると、9月末に発売された、FIFA18の初週売上は、5機種合計で586万本でした。(PS4、XBOXONE、Switch、PS3、XBOX360)
この販売本数は、今年の他のソフトの累計を上回って、トップの販売本数です。今までトップだったのは、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の累計506万本でした。(Switch版389万、Wiiu版118万)
また機種単独でも、FIFA18のPS4版が初週439万本で、ゼルダの伝説Switch版の累計389万を抜いて、トップになりました。PS4版は全体の75%と圧倒的に多いです。
ちなみに、昨年発売の前作FIFA17は、4機種(PS4、XBOXONE、PS3、XBOX360)で発売で、合計初週641万本と多く、今作FIFA18の初週586万本は前作比91%と減少しています。ただ、それでもすごい売上であることは変わりません。
FIFA18の売上大半はヨーロッパ
FIFA18の売上の大半はヨーロッパです。以下が世界トータル5機種合計586万本の世界地域別の売上と構成比です。
- ヨーロッパ 455万本 構成比 78%
- 北米 45万本 構成比 8%
- 日本 7万本 構成比 1%
- 他地域 78万本 構成比 13%
やはりサッカー人気が高いヨーロッパで圧倒的に売れていています。一番売れているPS4版でも構成はほとんど変わりません。日本の構成比はわずか1%です。
ちなみに、日本ではPS4版のFIFA18は初週5.6万本に対し、同じサッカーゲームのウイイレ2018が初週6.4万本と、ウイイレ2018の方が若干上回っています。しかし、ウイイレ2018PS4版は世界トータルでは初週19万本で、FIFA18PS4版の初週439万本のわずか4%しかしか売れていません。世界的にはサッカーゲームではFIFAが圧倒的です。
任天堂スイッチ版はわずか2%
今作FIFA18は、任天堂スイッチ版も同時発売されることで話題となりましたが、スイッチ版は世界トータルで初週11万本と少なかったです。全機種合計586万本の内、スイッチ版はわずか2%弱でした。日本では、シェア75%のPS4版に対し、スイッチ版17%と、それなりにスイッチ版のシェアがありましたが、ヨーロッパではスイッチ版のシェアは1%と低いです。
スイッチ版が売れなかった原因としては、1つは、データ移行の問題だと思います。FIFA17からFIFA18にデータ移行できるのは同機種だけです。すでにFIFA17で売れているPS4版からスイッチ版への移行は簡単ではないということでしょう。
売れなかった原因のもう1つは、ゲーム内容の不足です。Switch版はPS4版XBOXONE版と違って、ストーリーモードが外されています。ストーリーモードはPS3版XBOX360版にも無いので、スイッチは前世代扱いとなっています。開発のゲームエンジンもスイッチ版は前世代のものを使っており、グラフィックも優位ではありません。
発売元のEAが、任天堂スイッチの発売初年度にFIFA最新作を同時発売させたことはよく頑張ったことだと思いますが、売上状況の厳しさから、次回のFIFAシリーズのスイッチ版をどうするのか、どのようなものにするのか、今後注目です。
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