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ソニー、2018年末までにPSVRソフトを現在の150本から280本超に増量って...少ないのでは?

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ソニー、2018年末までにPSVRソフトを現在の150本から280本超に増量

日本経済新聞の記事によると、SIE(ソニーインタラクティブエンタテインメント)はPSVR用ソフトを拡充するとのことです。2018年末までに、現在のソフト数約150本から、8割増の280本に増やすとのことです。

※全文↓

SIE、「プレステVR」のソフト280本超に :日本経済新聞

 

1年で8割増の280本って多い?

PSVR対応ソフトが、現在の150本から130本も増えて、280本になるという数字は多いようにも思いますが、本当にそうでしょうか。PSVRは新発売から1年3ヶ月です。それで、現在のソフト数が約150本、2018年末までに280本超ということは、1年で130本増やすということ。今までのソフト数と比較すると、ほぼ同じペースでしか増えていないことになります。

 

そもそも現在150本のPSVRソフトの内容は?

そもそも現在のPSVR対応ソフト150本の内容はどのようなものでしょうか。まず、150本もあるのでしょうか。PSSTOREでPSVRソフトを検索すると、、、144本ヒットしました。確かに、約150本あるようです。ただ、〜ver.、〜エディションなどで水増しされている感もあります。それでも、日本未発売のタイトルも入れると、もっと数は多いのかもしれません。

しかし、PSVRソフトは数は多いものの、質が高いソフトは少ないと言わざるを得ない状況だと思います。というのも、PSSTOREでのPSVRソフト144本中、無料が30本、1000円以下が18本、1000円台が35本、計83本、約6割が安いソフトです。無料や安いというのは、ありがたいことでもあるのですが、品質がそれなりであることも多く、実際、私もダウンロードしたものの、1回限りのプレイなど、ほとんど遊んでいないものばかり、つまり面白くないものが多いです。

 

まだまだ初期段階のPSVR

現在のソフトの品質、今後のソフト発売数を考えても、2018年はまだまだPSVRの普及初期段階となりそうです。望まれるのは、バイオハザード7のような、品質の高いPSVR対応ソフトです。昨年2017年9月に日本で開催されたプレイステーションプレスカンファレンスでは、PSVR本体の値下げや、今後の発売ソフトが紹介され、PSVRに力を入れていく感じでよかったのですが、例えば、そこで紹介された、PSVR専用のFPS「Bravo Team」は2017年12月発売が延期になり、現在、発売日未定の状況です。本格的なVR専用ソフトとして個人的に期待していたので、延期は残念でした。(世間的には延期は話題にもなっていないようでしたが、、、)

 

※発売日未定になった「Bravo Team」

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私の家のPSVRも稼働が少ない状況です。たまに思い出したかのように遊ぶのですが、毎回、まずは、PSVRに積もった埃をティッシュで拭く必要があります。根本的なVRの問題点として、VR酔いや装着が面倒ということもあり、あまり遊んでいない要因ともなっていますが、それでも、バイオ7は面白かったので、酔うけど、たくさんプレイしました。果たして、PSVRは2018年にどれくらいの存在感をしめすことができるのでしょうか。

 

 

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