(1995年〜1992年編)日経トレンディヒット商品ベスト30!歴代ゲーム関連のランクインは?
ゲーム関連:日経トレンディヒット商品ベスト30ランクイン(1995年〜1992年)
任天堂スイッチが、2017年の日経トレンディヒット商品ベスト30で1位になりました。
前回までの記事で、「2017年〜2015年」「2014年〜2010年」「2009年〜2005年」「2004年〜1996年」の日経トレンディヒット商品ベスト30にランクインしたゲーム関連の商品サービスは何かというものをご紹介しました。
・日経トレンディヒット商品ベスト30!歴代ゲーム関連のランクインは?(2017年〜2015年編) - ゲームの犬
・(2014年〜2010年編)日経トレンディヒット商品ベスト30!歴代ゲーム関連のランクインは? - ゲームの犬
・(2009年〜2005年編)日経トレンディヒット商品ベスト30!歴代ゲーム関連のランクインは? - ゲームの犬
・(2004年〜1996年編)日経トレンディヒット商品ベスト30!歴代ゲーム関連のランクインは? - ゲームの犬
今回は、もっと過去に遡って、1995年〜1992年の日経トレンディベスト30にランクインしたゲーム関連商品サービスを調べました。
<1995年>
4位:プレイステーション
1995年の前年12月に新発売の初代プレイステーションがランクインです。家庭用ゲーム機では任天堂が圧倒的なトップシェアでしたが、プレステが逆転し、家庭用ゲーム業界が大きく変化しました。ソフトにCDロムを採用し、それまでスーファミで1万円ぐらいしていたソフトが5000円台になったのも人気の理由の一つです。国内累計2000万台超、世界累計1億台超と大ヒットしました。
ちなみに、1995年の1位は、「マルチメディアパソコン」でした。
<1994年>
30位:VR型ゲーム施設
昨年2016年はPSVR発売もあり、VR元年と言われましたが、今から20年以上前の1994年に「VR型ゲーム施設」がランクインです。この中心は、セガがジョイポリスに導入した「VR-1 スペースミッション」というVRアトラクションです。ヘッドマウントディスプレイを装着し、映像と乗り物が連動するアトラクションです。
ちなみに、1994年の1位は、高級でなく格安の「輸入ビール」でした。
<1993年>
1993年は、ゲーム関連のランクインがありませんでした。ちなみに、1位は、この年に始まったサッカーの「Jリーグ」です。
<1992年>
1位:大型ゲームセンター
体感マシンやカジノゲームを備えた大型ゲームセンターが1位です。ナムコ運営のナムコワンダーエッグやセガ運営の六本木GIGOが代表格です。今は両方とも閉店しています。この頃は、家庭ではスーパーファミコンの時代でしたが、ゲームセンターは家庭では遊べないものとして、大型ゲーム機が増えていきました。アーケード機は家庭用と比べてクオリティ差も大きく、人気がありました。
28位:ストリートファイター2
今でも人気シリーズのストリートファイター2がランクインしていました。スト2はスーファミ版も大ヒットしましたが、ゲームセンターでの対戦台も大ヒットしました。それまでなかったのですが、対戦台とは、ゲーム筐体を向かい合わせに設置してそれぞれ別のプレイヤーが操作し対戦できるというものです。対戦相手がどのような人か知らずともプレイできます。もちろんプレイ中はお互いの顔が見えません。見知らぬ人との対戦は今ではオンラインで当たり前ですが、当時は画期的で大ヒットしました。
今回の1995年〜1992年は、バブルから不況に突入していく時代です。他のランクイン商品サービスでは、格安PB、ダイエーセービング、格安紳士服、もつ鍋、清貧の思想、アウトレット、輸入コーラ、激安ワイン、家なき子、発泡酒と、世の中が節約の時代、不況へと突入です。プレステがCDロム採用でソフトが安くなったのも節約関連で受けたといえます。
次回は、これが最後ですが、さらに過去に遡りたいと思います。
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