任天堂スイッチVRの可能性はあるのか
任天堂スイッチはVR対応するのか
昨年PSVRが発売されVR元年と言われましたが、任天堂スイッチはVRに対応するのでしょうか。
すでに「任天堂スイッチVR」のコンセプト画像を作った人がいます。
※出典:https://www.behance.net/gallery/48253013/NINTENDO-SWITCH-VR
上の画像は、デザイナーのAntoine Beynelさんが公開したものですが、あまりにもハイクオリティで驚きです。
また任天堂は任天堂スイッチの特許の中に、VRヘッドセットと思われる図面を記載しています。
※出典:Patent Imagesの61ページ目
コンセプト画像でも特許でも、スイッチ本体をヘッドセットに差し込んで、VR用のディスプレイとする仕様のようです。
確かに任天堂スイッチの本体は薄いので、ヘッドセットにセッティングできそうです。
また、ジョイコンも無線ですし、モーションコントロールができるので、VRプレイには最適でしょう。
任天堂はVRの研究を進めているらしい
任天堂の君島社長はVRについて、インタビューで「研究は進めている。ゲームにしたらどんなおもしろいことができるか考えている。専用端末の映像で酔ってしまうという課題もある。こうした課題を解決できた時点でなんらかの対応をしたい」と発言しています。
※出典:IGN 任天堂・君島社長はSwitchに「Wii並みの販売」を期待 - Nintendo Switch
インタビューからも、任天堂スイッチでのVR対応は間違いなく構想の中にあると言っていいでしょう。ただし、最終的に発売に至るかどうかは、不明です。
課題が多いVR
任天堂スイッチがVR対応となるには、いくつか課題があります。
最初の課題は、上記の社長インタビューにもあるように、VR酔いの問題です。VR酔いも含め、目へ影響など、健康面の問題は、特に弱年齢層に人気がある任天堂としては、慎重になる問題でしょう。PSVRでも12歳以上の年齢制限を設けるなどしています。
次の課題は、性能とコスト面です。任天堂スイッチの性能は画像表示や処理能力などでPS4に劣りますので、任天堂スイッチVRがPSVRと同程度の品質を持てるのかは疑問があります。仮に高品質にするには、高価格になりますが、それは、任天堂の戦略とは違うように思います。品質を下げることは、VR酔いの問題にもつながることなので、悩ましいところだと思います。
続報に注目したいと思います。
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