ドラクエ11の2週目売上は好調?落ち込んだ?
発売週は大ヒットだが、後は落ち込むソフト
発売初週に大きな売上だったソフトでも2週目以降に大きく落ち込む場合があります。
2週目以降に売上が落ち込む原因は様々考えられます。
発売後の評判がよくなくて落ち込んだり、特定の熱心な人達だけに人気で、最初は売れるけど、後の売上が続かなかったりです。一時的に品切れでやむなく低迷する場合もあるでしょう。大ヒットがゆえに、ほとんどの人が購入したから、伸びしろが少ないということもあるでしょう。
また、ドラクエのようなRPGゲームは、マリオカートやマインクラフトのように定番としてジワジワ売れるゲームに比べて、初動が強く、後は弱いという特性があるかもしれません。
ドラクエ11の2週目売上は好調か、落ち込んだのか
ドラクエ11の初週は大ヒットといっていいスタートをきりましたが、歴代のドラクエタイトルに並ぶには、まだまだ売上は伸ばす必要があります。
よって、ドラクエ11の週販に注目しているのですが、2週目の売上が発表されました。
ドラクエ11の2週目売上は、3DS版が307,714本、PS4版が200,798本、2機種合計で、508,512本でした。
※数字は引用 ゲームソフト週間販売ランキング+ - 4Gamer.net
2機種合計の初週売上は2,099,203本でしたので、2週目の前週比は、508,512本/2,099,203本=24%ということになります。
この数字は、好調と見るか、落ち込んだと見るか、どちらでしょうか。
機種別だと、以下のようになります。
3DS版は、初週1,148,888本で、2週目の前週比は、307,714本/1,148,888本=27%
PS4版は、初週950,315本で、2週目の前週比は、200,798本/950,315本=21%
3DS版よりPS4版の落ち込みが大きいです。
PS4版が落ち込む要因は分かりません。想像ですが、PS4はハードユーザーが多いので、初期に購入する人が多く、3DSはライトユーザーが多いので、後から買う人も多いということかもしれません。単純に品不足の可能性もあります。まだ2週目なので、今後、PS4版が盛り返すかもしれません。
ドラクエ9と比べると遜色なしの2週目売上
前作ドラクエ10はオンラインゲームなので、対象外として、前々作ドラクエ9(DS)と比較したらどうなのか。ドラクエ11が歴代のドラクエの売上に並ぶには、ドラクエ9と同程度の売れ行きを期待したいところです。
ドラクエ9は累計430万本とドラクエのナンバリング作品歴代ナンバー1の売上でした。
ドラクエ9の初週売上は2,343,440本で、2週目は612,671本、前週比26%でした。
ドラクエ11の2週目前週比は24%でしたので、同程度です。
つまり、この数字上、ドラクエ11の売上は好調が続いているとみていいでしょう。
他の大ヒットソフトと比べるとどうか
他の大ヒットソフトは2週目にどのような動きだったのか、確認しました。
対象は、この1年に初週50万本以上だった大ヒットソフトです。
- ポケットモンスターサン/ムーン(3DS) 初週159万本、2週目38万本:前週比24%
- モンスターハンターダブルクロス(3DS) 初週85万本、2週目28万本:前週比33%
- ファイナルファンタジー15(PS4) 初週69万本、2週目8万本:前週比12%
- スプラトゥーン2(SWITCH) 初週65万本、2週目11万本:前週比16%
FF15は落ち込みが激しかったといえます。初週に大きく集中したのか、発売後の評判の問題だったのか。
スプラ2も落ち込んでいます。ただ、スプラ2は、任天堂スイッチの販売台数120万台に対し、初週に65万本と、ハード保有者の半数以上に売れたことに加え、2週目以降もスイッチ本体の売上以上に売れているので、不調とは言い難いです。
少なくとも、他の大ヒットソフトと比較しても、ドラクエ11は現時点で好調な売れ行きといえます。今後、どこまで売上を伸ばすことができるのか注目です。
売り上げランキング: 1
売り上げランキング: 2