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バイオハザード7のVRプレイは最恐のゲーム体験!けど課題もあり

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バイオハザード7をVRでプレイしました

バイオハザードが好きで、ナンバリング作品は全てプライしてきた身としては、外せない最新作「バイオハザード7 レジデント イービル」。

今回のバイオ7はシリーズの原点に立ち返って「恐怖」にスポットが当たっています。

また、ナンバリング作品初の主観視点でPSVRに対応しています。せっかくだからと、PSVRを入手してからと思い、ようやくプレイできました。

バイオ7はバージョンが「グロテスクver.」と「通常ver.」があるのですが、せっかくだからと言いながら、びびって「通常ver.」を購入しました。

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VRプレイは怖すぎる

VRの没入感は半端ないです。まさにゲーム内の空間に入り込んだ感覚です。周りを見渡すこともできますし、イヤホンもつけてますので、音も360度全方位から聞こえてきます。

バイオ7ではプレイヤーは、殺人鬼家族がいる「恐怖の館」ともいうべき家に入るのですが、VRでは本当に家の中にいるかのような感覚になります。汚い家なのですが、壁とか床とか台所とか目の前でじっくり観察できるので、よりリアルに感じられます。

殺人鬼に見つからないよう移動するシーンでは、物陰に隠れたり、音を立てないようにそっと移動したり。廊下の曲がり角では、少し前かがみになって、先の様子を見ることもできます。

ドアを開けたら目の前に殺人鬼がいて、”絶叫”みたいなこともあるので、本当に怖いです。

テレビ画面でのプレイでは、ドアを開けて目の前に殺人鬼がいても、実際にテレビまでの距離が離れてますし、画面の中の出来事として捉えるので、そこまで怖くないと思うのですが、VRだと本当に目の前、距離30㎝ぐらいのところに顔が来たりするので、本当に怖いです。リアルに絶叫するし、顔を背けたりもします。

怖すぎて、VRヘッドセットを外したくなる時もあるぐらいです。

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強烈なゲーム体験

バイオ7のVRプレイはリアルな恐怖を感じる強烈なゲーム体験でした。今まで体験したことのないものでした。

私自身は、怖いもの見たさでホラーゲームやホラー映画は好きな方なのですが、リアルに恐怖を感じるお化け屋敷は好きではありません。

バイオ7のVRプレイはお化け屋敷のような怖さでした。そういう意味では、あまりにも怖すぎて、正直好きではないと感じる部分もありました。

しかし、バイオハザードの世界を堪能するにはVRプレイが最適だと思います。

バイオ7は従来のバイオハザードシリーズの雰囲気や世界観もしっかりとあります。

なぜか所々にハンドガンの弾やハーブが置いてあったり。しっかりとガンアクションもあります。

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VR特有の課題もあり

バイオ7のVRプレイは本当にすごいものだったのですが、たやすく人に勧められるものではないなと思いました。

おススメしづらい理由は2つあって、1つ目は「怖すぎる」ということ。

お化け屋敷のようにリアルに恐怖を感じるので、精神衛生上はあまり良くないと思います。

そして、理由の2つ目は、「酔い」です。

私自身は乗り物酔いしやすい体質ですが、今まで主観視点であるFPSゲームや3Dゲームで酔ったことは一度もありませんでした。バイオ7も他のレビューでは酔いにくいとも聞いていたのですが、私は酔いました。

「酔い」は個人差があると思いますし、慣れもあると思います。私も最初の時よりは、だんだんと多少慣れては来ましたが、それでも快適なプレイではありませんでした。

特に主人公を歩かせる時の、気持ち悪さが強かったです。クラクラする感じです。

怖いし、酔うしで、すごいゆっくりと屋敷の中を歩くのですが、急に殺人鬼や怪物に遭遇した時は、ダッシュで逃げるわけです。そういう時は、夢中ではありますが、酔いもすごいです。本当に疲れます。

この酔いは、VRゲームの一番大きな問題点だと思います。今後の技術発展に期待するしかありません。

 

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